2014年3月12日水曜日

小ネタ

 
 
この前のスイングアーム加工の残りトルクロッドとブレーキロッドの制作です。
 
トルクロッドはノーマル加工の延長で延長部は丸棒を削り貫通穴開けて段付きのパイプ形状にしてあります。
 
 

 
ピャ~っと溶接して表面仕上げて完了です。
 
 
 
ブレーキロッドはステンレス丸棒にネジを切り、取り付け部はステンフラットバーを切り出しています。

製作中話し込んでしまい、作りかけのものをどこに置いたか忘れてしまい、その場に居合わせたお客さんに「あんたらのせいだ!」と言わんばかりに捜索手伝っていただきました。。。
結局思い出せずもう一個つくりなおしまして後日ベスパのステップボード部に違和感なく置かれていたのを発見しました。
手伝ってくれた方ありがとうございました。
いや、感謝しておりますよほんとに(笑)
いつも差し入れいただくんですが本当に気を使っていただかなくても結構ですので、むしろ「コーヒーくれ~」てな勢いできてください。
お店のクリクラの水がなかなか減らず困っております。
 
 
フェンダーの穴埋めです。
フレームに干渉するところを逃がします。
叩いて凹まして逃がす場合もありますが、今回は切り取りました。

 鉄板を切り出して形を作り、
 
溶接、

仕上げです。
取り付けのナットは裏にフラットバーを使いフェンダーに溶接、
狭いタイヤとの隙間に手が入らないためフェンダーに固定しておけば楽に取り付けできるというわけです。
 
 
最後は車のシフトレバーの加工です。
タイヤ外してなんやかんや、エンジンルームなんやかんや、といった作業はできませんが
細かな加工などは対応できますので要相談ということで。。。
 


シフトレバー取り外し先端にネジを付けるのでいらない部分切り取ります。
そんな強度いらない箇所ですので簡単な付け方です。
 
ネジの頭が付いてるとなんだかブサイクなので旋盤で丸く薄くします。

ピャ~っと溶接して

磨いて完成。
鉄なのでメッキがないと錆びてきますが室内ですし、そんなにお金をかけないということでしたのでポリッシュしました。
意外と錆びませんよ。

このシフトノブい~な~!!
 
と、ハンドル取付部にナット溶接して整備性アップしときました。
ハンドルなんて滅多に外さないんでしょうけど、ついでにね。
 
ハンドル&ノブ交換してウキウキで帰っていかれましたが、夜この方のバイクもって行く予定だったので連絡すると帰り道に車ぶつけたらしいです・・・(納車一週間)
まぁ、怪我なくてよかったですね。。。
 
みなさまも気をつけてくださいね~。
 
 
 
 

2014年3月8日土曜日

レブル250 キック取り付け

キックてどうしてつけたくなるんでしょうね。
 
見た目?的な?
はたまた自分の力でエンジンかけてる俺かっこいいだろ?的な?
 
僕が昔バルカンに乗ってたときはもちろん二つ目の理由でキックどうにか付かないものかと悩んでおりました。
 
今回のレブルは他車種とエンジンの基本構造が共通で尚且つそっちのバイクにはキックがついているということで比較的簡単にキック化することができます。
 
右がレブルのケースカバー左がCD125のケースカバー
同じ形状でキックの穴があいております。
 
レブルの初期型はクラッチ周りの部品共通なのですがこのレブルは2型?になるのかな
初期とは違いクラッチ周りの部品変更されてまして小加工が入ります。
この型式のクラッチ周りの部品の方が性能、信頼性が格段にアップされていますが、
初期型に戻さないとつきませんので仕方ありませんね。
 
 

 

 
とりあえず借り付け
キックアームがマフラーに干渉しますので曲げて逃がし、クラッチケーブル取り付けのステーも加工してあります。


色塗りのシルバーじゃイマイチですので頑張ってバフ研磨。
 
 
加工ついでにキックペダルもご依頼いただきましたのでブラスのドリル加工物を制作。
完成写真アップ撮るの忘れてしまいましたが、ブラスの付け方にもこだわりメッキで挟み込む付け方のものを制作させていただきました。
 
 
 

持ち込みのストレートパイプも少し加工して違和感ないように取り付け。
よこから見るとマフラーの斜めさがりなラインがすごくいい感じです。
音もなかなかいい音


がんばって製作しましたがキックのアップこれだけ(笑)

ノーマル基調ですが細かなこだわり満載のレブルチョッパーです。
 
ドヤ顔が得意な僕みたいにドヤ顔でキックしエンジンかけてください(笑)
バイクなんてカッコつけてなんぼの乗り物ですもんね。
でもそれなりに研究しないと周りから見ると恥ずかしかったりしますよね。
 
ミラーに映る俺。
前の車のガラスに反射してる俺。
信号待ちの時家のガラスなんかに写りこんでる俺。
メッキのタンクローリーとか最高にカッコつける俺をチェックできますよね。
ぜ~ったいどれかでカッコつけたことあるでしょ?
 
いっぱい研究してかっこいい俺な乗り方探していきましょ~!
 
レブルキック付けて~なな方ご依頼お待ちしております。
ただ、3型?になるとエンジン自体が違うものが搭載されクラッチ側のケースカバーが全く形状が違います。
ですのでCD125流用するのは不可能かと思われます。
もし新しいエンジンが他車種でも使われキックがついているなら取り付け可能かもしれませんが。
CD125とベースエンジンが同じ型式のレブルのみ対応させていただきます。
よろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 


2014年3月1日土曜日

制作ものネタ

SRのスイングアーム加工です。
ロング加工された物をお客さんが中古で購入し、持ち込まれましたが、サスの受けを移動します。
5cm伸ばされていますので5cm前方に移動します。
 
 
 
 
元ついてた受けを切り取って、
 
 
 
 
旋盤で余分なところを落とします。
 
 
 
元ついてたところをフラットバーでカタチを作り溶接、仕上げます。
 
 
 
 
 
新たな土台を切り出し穴あけ、サス受けを溶接、それをスイングアームに溶接して完了です。
 
 
写真がこれだけしかありませんのでパッパと出来てますが、実際は旋盤、切り出し、治具を使い位置出し、溶接と時間かかります。
移設しなくても大丈夫なのですが、力のかかり方、見た目的にもあまりよろしくないので、
スイングアーム伸ばすときは僕は全部やっています。
 
 
 
奥の車両が上画像の中古ロンスイ
手前の車両が当店で加工したロンスイです。
シートレール加工、リジットバー、ロンスイと両車共低~い僕好みのスタイルです。
 
 
 
 
 
リジットバーといえば
最近何車種か造っています。
ベスパやら
 
ベスパやら

 
 ベスパやら

 
 
スポーツやら

 
ベスパやら(笑)
 
上車両のSR2台の他にもあと2台のSRのバーも制作しました。
低~いのが好きな僕にとっては嬉しい限りです。
市販のバーじゃどうも長いなってかた製作いたしますのでお気軽にご相談くださいね♪